院長紹介

鍼灸の本場での経験も豊富な上海出身の蔡傑先生が、疼痛など整形外科の分野を中心に不眠症と脳卒中後遺症などの神経内科病気と不妊症や月経不順などの婦人病まで幅広く改善してくれます。丁寧なカウンセリングで改善ポイントを的確に判断して、様々な痛みや婦人病のお悩みを解消します。運動系や婦人病などで悩みの方は、東洋と西洋の医学を取り入れた新しい鍼灸をぜひ試してみてください。

院長紹介

院長写真

蔡 傑(さい けつ)

  • 上海中医薬大学臨床医学部卒業 中医師
  • 上海市中西医結合医院 疼痛科勤務
  • 中国とアジア軟部組織疼痛協会の会員
専門
漢方、整形外科、中医骨傷、鍼、灸

経験豊富な内科医の父親の影響で医学の道に入りました。中国の軟部組織外科の創始者、宣蟄人(せん ちゅうじん)先生を師事し、西洋医学と中医学を弁用し、鍼灸で保存治療をしています。治療範囲の幅をとても広く、特に整形外科疾患、神経内外科、産婦人科の各種疑難性疼痛、後遺症などに対して、かなり高い治癒率と有効性があり、多くの実績をもっています。

西洋医学と中医学の両方の観点からの情報と分析を大切にし、疾患に応じた柔軟性と確実性のある鍼灸治療に取り組みます。

疾患の原因と治療ポイントを明確にした上で、最小の刺激で最大の治癒効果を求め、お身体の不調や苦痛に悩んでおられる方々が当院での鍼灸治療を受け、一日も早く健康なお身体を取り戻していただくことを目標にしています。

保存治療
手術治療以外の全ての治療法のこと

蔡先生のお話

蔡先生のお話 鍼・灸治療が多くの病気に有効であることはWHO(世界保健機関)も認めています。また、西洋医学で治らなかった慢性疾患が、鍼灸治療で完治した実例はたくさんあります。

「標治」の西洋医学に対して、鍼灸や漢方薬を駆使した「本治」の中国医学を今日の中国では「中医学」といいます。

症状を取り除くことを目的とした治療を「標治」、その症状が現れた原因をつきとめ、それに対して行う治療を「本治」といいます。この二つを同時に行うことで治療の効果が高まります。

中医学である鍼灸治療では経路と経穴を選びこみ、ここに鍼を選んで「直刺」「斜刺」「横刺」を施します。経路、経穴を正しく選びこむことが鍼灸治療の根幹なのです。

私の師事する世界的な整形外科医である宣蟄人(せん ちゅうじん)先生は世界軟部組織外科創始者としてアメリカの医学会で表彰されました。宣先生は手術の中で多数の治療ポイントを発見し、鍼灸の保存治療としての有効性と治療効果を明確にしました。

私は中医師として宣先生の無菌性炎症の新学説に基づいたこれまでの臨床実践の中で、各種疑難性疼痛や難病に対するかなり高い有効率と治癒率を持っています。

特に整形外科、神経内科、産婦人科の各領域には高い効果があり、西洋医に認められない気、血、陰陽、経路での病気の説明や西洋医学だけの治療では治癒しない症状に対しては、中医学と西洋医学の両方の観点からの説明と治療は大変有効です。治療の新革命と言っても過言ではないと考えています。